投資

Zoomの新サービス ”OnZoom”が良さげなので解説する

はじめに

 こんにちは、本日はZoomが10月14日、15日に実施したZoomtopiaにて発表されたOnZoomというサービスについて先取りで解説します。(20年10月23日時点では日本未上陸です。)

 OnZoomとはどんなサービスか、使うメリット、投資対象としては買いか?というトピックについて述べていきます。

*本記事の情報ソースはZoom Blogを基にしています。

Introducing OnZoom: A Marketplace for Immersive Experiences

OnZoomとは?

 OnZoomは「オンライン体験のマーケットプレイス」を提供するサービスといえます。

 料理のオンライン講座や肖像画のワークショップなど比較的個人で運用できる規模のイベント(Zoomライセンスグレードによりますが、100人・もしくは1000人まで)を対象としています。

 OnZoomを使えば

 ・オンラインイベントの掲載

 ・チケットの販売、集金

 ・オンラインイベントの運営(Zoomを使用)

といったイベント運営に必要な手続きをOnZoom上でこれらの手続きを一貫して実施することができます。

 また、Predgelingという寄付を代行してくれるサービスと提携しており、イベントの収益を全て寄付に回すことができるためチャリティーイベントもオンラインで実施できます。

 イメージとしてはAirbnbのオンライン体験ホストがわかりやすいかもしれません。オンライン体験ホストについては以前下記の記事で紹介しています。OnZoomのイメージが湧くと思いますのでぜひご覧ください。

Airbnbでオンライン体験ホストになるまでの流れをわかりやすく解説!

OnZoomのメリット

 それではOnZoomを利用するメリットとは何でしょうか。実際AirbnbやMeetupなどイベントの開催プラットフォームはすでにたくさん市場に出回っています。(最近は様々なセミナーもオンラインでできていますし。。)

 この状況でOnZoomを使用するメリットについて、利用者側、Zoom側双方の視点で考察してみます。

利用者側のメリット

シームレスなイベント運営が可能

 利用者側のメリットとして最も大きなメリットはイベントの立ち上げからチケット販売までZoom上で一貫して行うことができることにあると考えています。

 これまでは、Airbnbオンライン体験ホストや、Meetupなど他のプラットフォームを通してイベントを企画、イベントの実施はZoomを使って運営、というような形態が多かったかと思います。

 OnZoomを使用することでイベント運営に関わる一連の工程をシームレスに運営することができるため、イベント開催の負担が下がると考えています。

 さらに、期待値として、Zoom純正のサービスであることからOnZoomだからこそできるオンラインイベントサービスの実装なども将来的には期待しています。

3億人/1日 のアクティブユーザーを有する巨大マーケットを利用できる(予想)

 Zoomは現在1日あたり3億人近くのユーザがZoomを使用したテレコミュニケーションをとっていると言われています。(会議の参加者も含めているとのことで、実際にZoomを積極的に使っているユーザは目減りすると思われます。)

CNBC-Zoom walks back claims it has 300 million daily active users.

 ここからは予想ですが、OnZoomでイベント企画をした場合、この3億人のユーザに対してリーチをさせることができるようなサービスを実装してくるのではないかと考えています。

 するとOnZoomを使用してイベントを企画するだけで、3億人にの潜在的な顧客を確保できることになります。この巨大マーケットプレイスに参画できるだけでもOnZoomを使用する大きなメリットがあるのではないかとかんがえています。(あくまで予想です。)

Zoom側のメリット

 一方でZoomとしてのメリットも大きいです。

 これまでほかのプラットフォームを通して実施されているオンラインイベントをZoomが掌握できるため、新たな収益軸を確保できることになります。

 現在のオンラインイベントはZoomライセンス会員であればその会員費を払ってさえいればイベントを実施することができました。Zoomはイベント開催そのものに対して課金をすることができなかったわけです。

 OnZoomでオンラインイベントが実施できるようになるとZoom側がイベントに対する料金を確保できることになるためさらなる収益アップサイドが見込めます。

 なお、現時点ではまだイベント開催の手数料は無料とのことですが、今後手数料の検討はしているとのことです。

 (なお、Airbnbのオンライン体験ホストは手数料で20%もとられます。OnZoomでは更に低い手数料を望みます。。)

投資対象としてZoomは買いか?

 それでは最後に投資対象としてZoom(Ticker:ZM)は買いなのかという点について考えてみます。

 そもそもOnZoomの有無にかかわらずZoomは買いです。笑

 その理由としては主に2つ

 ・上場以来一度も決算をとりこぼしていない(コンセンサス予想をすべての決算で上回っている)

 ・サブスクリプション関連銘柄であることから、コロナ終息後も安定した収益が見込める(コロナ後もビデオ会議のニーズが大幅に減るということは考えにくい)

 この理由に加え、OnZoomサービスのローンチにより、Zoomの収益構造はこれまでよりも強固になるのではないかと感じています。

 以上のことからまだ成長の余地は十分残されており、Zoomは買いであると考えています。(株価は右肩上がりです)

Zoomチャート

まとめ

 以上、Zoomの新サービスOnZoomについて簡単に説明いたしました。

まとめると、OnZoomとは

・オンラインイベントのマーケットプレイスを提供するサービス

・Zoomを使った中小規模のイベントをシームレスに企画・運営可能

 ・3億人/1日 の利用者を有するZoomの巨大マーケットにイベントを打ち出すことができる可能性有

 ・Zoomとしても、これまで取りこぼしていたイベント開催での収益を確保可能

 といった、利用者・Zoom双方にメリットがあるサービスであることが分かりました。

 Zoomtopiaではそのほかにも他社サービスとのシームレス連携などZoomとしての進化についても発表されていましたので、今後もZoomの動向には注視して行きたいと思います。